製品全般について

製品全般について

なぜ、サージカルステンレス素材は金属アレルギーの方におすすめなのでしょうか?
サージカルステンレス素材は表面に非常に薄い酸化皮膜がある為、皮膚と接触しても汗で金属が溶け出さない、反応しにくいといった効果を発揮します。
金属アレルギーをお持ちの方でも比較的安心できるのはこの為です。(※個人差があります。)
サージカルステンレスは様々な金属素材が集まった合金です。

各金属素材の主な割合は、鉄67.5%、クロム17%、ニッケル10%、モリブデン2%等という構成です。
この中にはアレルギー反応が起こりやすいニッケルも含まれていますが、鉄にクロムが添加されることで、表面に薄い酸化被膜が自然発生になり、これが皮膚との直接の接触を防ぐかぶれない壁となっています。

また当店はサージカルステンレス「316」素材を採用しておりまして、一般的に使用されている「316L」と比較してニッケル含有量低いのが特徴です。

サージカルステンレス素材と記載されていますが、海外(中国)製ということで心配しています。本当に問題ないでしょうか?
作家様の中には同じように心配されている方が少なくありません。
中国は品質の差が激しく、工場側がサージカルステンレスと言ってもリサイクル素材を使用して色々な金属材料が混じっていることもあります。
だから、当店は元となる素材には徹底的にこだわりたいと考えています。

当店は素材にこだわる為に、材料メーカーから調べます。欧州規格のRoHS(ローズ)指令(※1)に適合しているかどうかの証明書の提出を定期的にお願いしています。

また、日本の分析機関で本当にサージカルステンレス316であるかどうかの試験を実施しています。
私共は、作家様が金属アレルギーのお客様に製作されたアクセサリーを安心して販売できるようにできる限り注意を払うようにしています。

(※1)RoHS指令とは鉛、クロムなど有害物資の使用制限に関する欧州の法律で、1,000ppmを超える量を含む製品はEU域内で販売できません。

シルバーカラーは、メッキで色を付けているのですか?
サージカルステンレス素材のシルバーカラーは、素材そのものを加工したのみでメッキ処理で色を付けておりません。その為アレルギーを持っている方に対しては、より安心してお使いいただけます。サージカルステンレス素材の色の特徴としては少し暗めのシルバー(鈍色)となっております。
アップフェルのゴールドパーツと他店で扱っているゴールドフィルドパーツとの違いは何でしょうか?どちらが変色しやすいですか?
アップフェルのゴールドパーツは、ゴールドフィルドと同じ18K(18金)を使用しています。
真鍮素材の上に薄い18Kの膜を電気メッキにより張り付けています。対してゴールドフィルドパーツは、真鍮素材の上に厚めの18Kを熱で張りつけています(金張り)。

変色はどちらもします。1日中付けっぱなしにすると変色が始まる期間も同じ位です。

違いとしては、ゴールドフィルドパーツのゴールドの厚みが当店のパーツと比較して約10倍違います。
どちらも汗などが原因でゴールドの部分が剥げてしまうとアレルギー反応が出る場合がありますが、ゴールドフィルドは厚みがある分、剥がれる際の時間がかかりますのでより長持ちします。

ただ、アップフェルのゴールドパーツはゴールドメッキの上に樹脂コーティングをしていますので変色及び色剥がれがしにくい特別仕様にしている為大きな差はないと考えております。

サージカルステンレス素材のパーツでゴールドとシルバーの価格が違う理由はなぜですか?
シルバーは、サージカルステンレス素材そのものを加工、洗浄したものとなります。その為サージカルステンレス素材特有の色合いが鈍い銀色となっております。

ゴールドはこの素材にメッキ処理をすることで18Kを張り付けております。18Kを使用したりメッキ処理をする分、価格が高くなります。

また肌に触れる部分が多いチェーンやナスカン、引き輪、アジャスターなどは汗の付着による変色をできるだけ防ぐようにより安心な真空メッキ処理で18Kを張り付けています。

ゴールドカラーのアクセサリーパーツは、本当にアレルギーがでませんか?
結論としては、個人差がある為肌が過敏な方はアレルギーが出る可能性があります。

当店のアクセサリーパーツには、サージカルステンレスと真鍮素材の2種類が大部分を占めております。

ゴールドカラー(真鍮素材についてはシルバーカラーも含む)についてはメッキ処理をすることでゴールドの色をつけております。

メッキ処理は真空メッキと電気メッキの2種類を採用しています。
真空メッキは、電気メッキと比べて変色がしにくく長持ちしやすい特性があります。

その為、肌に付ける部分(面積)が多いチェーンと周辺パーツ(ナスカン、引き輪、アジャスター、ダルマ板等)に真空メッキを採用しています。

その他パーツは電気メッキを採用しています。

その中で金属アレルギー反応が出やすいとされるニッケル素材については、電気メッキに必要最低限の微量を使用しています。
(真空メッキには不要となります)

これは真鍮素材のパーツに18Kゴールドを付ける際に直接張り付ける事ができない為、糊の役割としてニッケルを間に挟むことで実現可能となります。

ただし当店では、ニッケルの厚みを通常0.003mmのところを0.002mmのぎりぎりの薄さまでに設定し、18Kゴールドの厚みも一般的なパーツよりも厚くしています。

そのことで汗等で18Kゴールドが溶け出したとしてもその下地のニッケルが漏れにくい仕様にしています。
また、18Kゴールドが厚い分色合いも若干濃い目となります。

更にメッキでゴールドを張り付けた上に樹脂コーティングを施していますので、できるだけ安心してお使いいただける仕様にしています。

サージカルステンレスなどのステンレス素材は磁石性を持っていると聞いています。磁石がくっつかないパーツは本当はステンレス素材ではないのでしょうか?
ステンレス素材は微弱の磁石性を持っています。その為、磁石を近づけると接着します。
ただ、例えばお椀皿ピアスポストのお椀部分やバチカンなど曲げ加工が必要となるパーツは、熱加工することにより実現します。この熱加工をすることにより磁石性が失われます。

もちろんアレルギー反応が出にくい理由となる、表面に薄く覆われている酸化膜は壊れませんので安心してお使いになれます。

アップフェルのゴールドは18Kでしょうか?
はい、18Kとなります。

18Kとは金75%、銅や銀25%の配合でイエローゴールドとも呼ばれています。

一般的なアクセサリーパーツは、金や銅以外にもニッケル、亜鉛、スズなどが含まれています。
その為安価にできる利点があります。

当店のゴールドパーツは金属アレルギーの方でも比較的安心してお使いいただけるように、ニッケル、亜鉛、スズなどは含んでいません。
その為少しお高くなっております。

ただしお肌に直接触れる部分、表面のゴールドにはニッケルは含んでおりませんが、真鍮素材にゴールドを付ける糊の役割として間に非常に薄いニッケルを塗布しています。(電気メッキのパーツ)

ゴールドチェーンを付けっぱなしにしたいのですが変色しませんか?
ゴールドのチェーンは付けっぱなしのままですと、汗などが付着して変色しやすくなります。

できるだけ自宅に戻った際は外すことをお勧めしますが、どうしてもということでしたら日々のメンテナンスで変色しにくくはなります。
水またはお湯による手洗いで汗などを流した後、タオル等でしっかり水分を拭き取ってください。ここで石鹸などを使用しますと、アルカリ性の為色剥がれなどの可能性がありますので注意願います。

ステンレス304とサージカルステンレス316の違いは何ですか?
結論から先に申し上げますと316の方が錆びなどの耐食性に優れています。

どのステンレス素材にも表面に被膜があり、これが金属アレルギーを起こしにくい構造となっていますが、316にはその被膜にモリブデンという金属成分が入っています。
汗や水などが付着しても、より錆びにくくする効果があります。304にはモリブデンはありません。

実はモリブデンは人間の体内にも存在して血液生成作用に関わっている大事な成分です。また豆腐・納豆・枝豆など健康食品としてあげられる食品にも含まれていまして非常に優れた金属素材なのです。

アルコール消毒や除菌ウエットティッシュでパーツを拭いても変色しませんか?
結論から先に申し上げますと当店のアクセサリーパーツは変色しません。

素敵な作品をご友人やお客様にお渡しになる際、感染防止などしっかりされたいと思われているかと思います。
その時消毒をして変色や色剥がれが起きたらどうしようと思われるかもしれません。

今回実際にテストを行いました。ホームセンターで扱っている一般的なアルコール消毒液、除菌ウエットティッシュを使い、消毒液は1週間つけたまま、除菌ティッシュは毎日拭き取りました。
特に変化はありませんでしたので安心してお使い頂ければと思います。

(テスト使用パーツ)
サージカルステンレス素材 丸皿8ミリピアスポスト ゴールド、真鍮素材 玉ブライヤリング ゴールド

ピアスキャッチもサージカルステンレス素材でしょうか?
はい、ピアスキャッチもサージカルステンレス316の素材を採用しています。
更にサージカルステンレス素材を使用している証明として「316」の刻印をしております。
丸皿ピアス、ボールピアスの丸皿部分、カン部分、ポスト部分も全てサージカルステンレス素材でしょうか?
はい、サージカルステンレス素材を採用しています。
※ピアスは基本的にサージカルステンレス素材ですが、パーツによってはステンレス304、真鍮、チタン素材等の場合もございますので、詳細は各ページの説明部分をご参照願います。
ピアスキャッチが硬くて、ピアスポストが入りません。
ご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
サージカルステンレス素材特有の硬い性質もありますので、その際には目打ち棒で一度挿してからご使用ください。
頻繁に挿してしまうと、緩くなり数回のご使用でグラグラしてしまう可能性がありますのでご注意願います。

また、最初から穴が塞がった状態が稀にございます。
その為お送りする際に少し増量してお入れしております。
少人数で対応している為、全て検品することができず申し訳ございませんがご了承願います。

小豆チェーンのコマに通る丸カンサイズを教えてください
各サイズの小豆チェーンに通る丸カン適合表がありますのでこちらをご確認願います。喜平チェーンも記載しております。
https://www.apfel-shop.jp/c/pincan/roundcan#sizeList
クリップイヤリングに大ぶりのチャームをぶらさげると耳から簡単に取れてしまいますが自分で修正できますか?

申し訳ございません。クリップイヤリングのバネは弱めになってございます。その為小ぶりのチャームをご使用になるのに適しております。
大ぶりのチャームをつけたい場合は、ネジバネ式イヤリングまたは蝶バネイヤリングのご使用をおススメいたします。
また弱めである分、耳に挟んでも痛くなりにくい利点がございますのでご了承願います。

サージカルステンレスのピアスを愛用しており夏になると汗をかきやすくなるので使用後には柔らかい布で拭くようにしているのですが、その際にシルバークロスを使用しても大丈夫でしょうか?
シルバークロスには研磨剤が入っている為、表面にキズがつく可能性がございますのでお控え願います。
ゴールドカラーやピンクゴールドのピアスの場合は特にメッキ剥がれの恐れがありますのでご注意願います。

ご使用になった際は、水でさっと汗などを流して柔らかい布で拭くようにされてください。より長持ちいたします。
柔らかい布についてはマイクロファイバーもよいですし、コットン素材が一番安心かと思います。

チョーカーを自分で製作する為にサージカルステンレスのワイヤーのみは販売しておりますか?
はい、ございます。各種サイズがございますのでご選択願います。
https://www.apfel-shop.jp/c/wire
両カンピンの記載している長さは、両端の丸の部分を含んだ長さでしょうか?
はい、含んだ長さとなります。
サージカルステンレスは他の素材より硬いので、ピンの太さ0.35ミリ/0.5ミリ/0.6ミリの3種類どれがよいかで悩んでおります。ニッパーでL字型に曲げて角を作れて、形状が安定する強度が必要なのですが、両方に適している太さはを教えてください
0.5もしくは0.6となります。
ピアスキャッチに刻印はありますか?
はい、ございます。「316」の刻印がゴールド、シルバー、ピンクゴールド全てのキャッチについてございます。
細いピアス(シンプルピアスフック極小)にきつくなく、抜け落ちずしっかり留まるシリコンキャッチはありますか?
はい、小さい樹脂シリコンキャッチがしっかり留まりますのでおすすめです。また小さいので引掛りづらく落ちないというメリットもございます。
サージカルステンレスは磁性がありますか?
磁性はございません。

ステンレスには様々な種類がございまして
耐食性の強い316,316L,304,303は非磁性となります。
ただ304は熱加工により磁性を持つ可能性がございます。

アップフェルのパーツはこれらの素材を採用しています。

メインは316を使用し、パーツによっては304を使用しています。

またステンレスでも410,430などは磁性がございます。
こちらはコスト面や強度の面でメリットがあります。

Tピンの皿の大きさは何ミリでしょうか?
長さ45ミリをサンプルとして以下の回答となります。
※他サイズも皿の大きさは同じとなります。

①Tピン 線径0.7×45ミリ
約1.65~1.8ミリ

②Tピン 細 線径0.6×45ミリ
約1.45~1.77ミリ

https://www.apfel-shop.jp/c/pincan/tpin/tp45s50

ピンを上から打ち突いて皿部分を製作する為
真ん丸でなく楕円に近いものもございますのでご了承願います。

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